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2024-08-06 11:35:00

幸せな高齢者とは…

捨てない片づけ。神戸三田

片づけコーチ。ヒューニストの恩庄ともみです。

 

「ヒューニスト」ってなんやねん?!
というのはまた別のお話で。


私は、片づけを仕事にしています。

 

さて、「幸せな高齢者」とは、なんでしょうか。

母が介護が必要な体となり、父が14年介護をしました。

晩年は、意思の疎通もできず、

胃ろうを開けて栄養も胃からとる状態でした。

 

父が老々介護の末に母親に先に旅立たれ、独居となり、

その父も孤独死という亡くなり方をしました。

 

義父も認知症を患い10年以上介護が必要でしたが、

脚力のあった義父は、よくどこかに行ってしまい、

何キロも離れた高速道路の入り口で、スリッパ姿で止められていたり、

義母を突き倒したり、「どなたですか?」と問うてみては

義母を落胆させたり。

 

夫に先立たれた義母は、頭はしっかりとしていますが、

96歳となる今では体の老化には逆らえず、

自分では全く移動ができなくなっています。

 

そんな自身の経験も、そして世間の話も、

ひっくるめて、はっきりといえることがあります。

 

 

私たちは、「必ず死ぬ」こと。

「いつ死ぬかわからない」こと。

そして、「死に方は選べない」ことです。

 

 

落胆するわけでも、悲嘆にくれるわけでもなく、

それを許容し、

「幸福な高齢者」になろうと思っています。

 

そのためには、「今」

はやりの「マインドフルネス」ですね。

 

 

今、何をするのか、

今、何が楽しくて、何が大切か。

 

そう考えながら生きています。

 

人はモノとともに生きています。

「今」使っているかどうか。

「今」私を幸福にしてくれているか。

 

そんな基準で、モノと向き合います。

そして、そんなものと暮らしていると、

いざという時(死)が来た時に残されるものは、

それは、申し訳ないが、子供たちに処分してもらおうと思います。

 

 

ややこしいものは残さないように努めます。

 

ややこしいもの、また、

別のお話で。

 

 

 

 

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